「当たり前のありきたりな話しで....」
最近完成したこのハーフバックピース、
波のアウトラインは10年前に引いたもの...
屋号も無かったし、名刺も無い
電話、FAX、パソコンも無い、ガスも繋がってない六畳一間のアパートで
まだ私の呼び方なんて決まってもいなかった
友達が友達を呼んでくれて
勿論お金もらうなんてもってのほか
彫れるだけで幸せだったし、何時でも、どんな図柄でもやった
もちろんクソみたいな腕前だから
すぐに誰も彫らせてくれなくなったし
悪口や陰口、先輩方からの指導も多く
それらは全て正しかった
「俺は苦労して来た」なんて訳じゃない
苦労する為にこの世界に入ったし
楽しかったし幸せだったし助けてくれる奴も多く恵まれてた
私はバカみたいな奴だけど
止まらず
ずっと彫ってきた
今もクソみたいな腕前だけど
こうやって古い友人が来てくれるって事は
少しはマシになったのかもしれないな...
これからも尊敬する先輩彫師や有能な友人Tattooer達のように
彫っていきます...
今よりマシな腕前になればまた
あなたが来てくれるかもしれないしね....
良い一日を...
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